脂肪を燃やすなら“30分間の朝ランニング”。 吉住流「効率が上がる走り方」を伝授

脂肪を燃やすなら“30分間の朝ランニング”。 吉住流「効率が上がる走り方」を伝授

吉住友里さん

吉住友里さん

トレイルランナー / 理学療法士
2017年5月スペインのラ・パルマ島で開催されたスカイランニングVK世界戦で、日本人で初優勝する歴史的快挙を達成した日本を代表するトレイルランナー。
2018年4月27日に行われた、UTMF&STYでSTY女子優勝、総合でも5位という快挙を成し遂げる。


効率よく脂肪を燃やすなら朝ランニング

人間のエネルギー源は、おもに糖質と脂質です。起きてすぐは、糖質であるグリコーゲンが枯渇しているので、運動すると脂肪が燃焼しやすく痩せやすいんです。

また、朝ランニングで朝日を浴びることで、体がリセットされてリズムが整ったり、体も脳も活性化されて午前中からハイパフォーマンスを出しやすくなるなどのメリットもあります。気分もリフレッシュできますし、気持ちよく1日をスタートできます。


1回30分でOK! 効率を上げる走り方

1回30分でOK! 効率を上げる走り方

まずは2分くらい軽く体操してください。次にウォーキングかゆっくりのジョギングをはじめ、徐々にスピードを上げていきます。眠っていた体を起こすような感覚です。体が動いてくるにつれて、気持ち良いと感じる範囲でペースを上げていきましょう。

刺激が欲しい人は、ラストに短距離を全力走、または全力疾走よりやや遅いスピードで数本走りこんでみてください。その後、走り終わりの5分間はゆっくりなペースで走るダウンジョグか、ストレッチなどの体操をして終わりましょう。

ランニング後は水分とタンパク質、糖質をきちんと補給してください。タンパク質と糖質の比率を1:3にするのがベストと言われています。

朝ランニングは、週2〜3回や、慣れるまでは月に8回くらいを目指してトライしてみてください。走行距離は、朝だけでなく全体で月に合計30〜40kmくらいが理想です。公園や河川敷やジョギングコースなど走りやすいマイコースをいくつか作っておくと、その日の気分や体調に合わせて走れるのでおすすめです。


「今日はキツイ」と感じたら、ラクに走ろう

朝のランニングには、自分の体調を観察したり感じたりする意味もあるので、走ってみて体がつらい時は、ペースを上げずにゆっくりとジョギング、あるいはウォーキングに変えてください。ゆっくりとした呼吸で、体の力を抜いてラクに走れるように意識してください。

心と体にいいことずくめ。朝ランニングのメリット

心と体にいいことずくめ。朝ランニングのメリット

朝ランニングを1ヶ月くらい続けると、自分の変化を体感できるはずです。脂肪燃焼から体重が減ったり、代謝が上がり太りづらくなったり、やる気や活力がみなぎったり。ほかにも、肌の調子が良くなったり、眠りの質が上がったり、肩こりや腰痛が楽になったりするのを感じると思います。

朝ランニングをすると、朝食も美味しいし、1日が楽しいし、痩せたり、体力がついて元気になれます。ポジティブな変化を思い浮かべて、楽しく朝ランニングを続けてください。

ランニングするときはウエアや下着にこだわって

ウエアや下着は、汗を吸収しやすく乾きやすい素材のものを選ぶと、走っている時も走り終わった後も快適です。

またブラジャーは、普段使いのものではなくスポブラをつけて、ランニングでバストが揺れるのを防ぎましょう。運動の衝撃がバストの下垂の原因になることがあります。適度なホールド感で締め付けがきつすぎず、また腕が動かしやすいスポブラを選んでください。

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