気の向くままに歩いたり、走ったり。「気持ちよさそうなところは走る」そんな山行を“なんちゃってトレラン”と名付けて楽しむ山歩きJPのジュンさんとユウさん。「走らなきゃ」とか「タイムを縮めなきゃ」とか、固定概念やプレッシャーに縛られず、山を自然体で楽しむおふたりに“なんちゃってトレラン”の魅力を伺いました。

山歩きJP
登山初心者のユウさん(左)とプチ経験者のジュンさん(右)の、親友ふたりの登山記録。山行やお気に入りの山道具、山ごはんなどを発信するYouTubeチャンネル。
https://www.youtube.com/@ymarukijp/
トレランを少しプラスして楽しむ
“なんちゃってトレラン”


登山道や林道といった舗装されていない自然のなかの道を走るスポーツ、トレイルランニング。ランニングという言葉が入っているので、基本的に走ることが前提のストイックな登山スタイルという印象をもっている人も少なくないはず。
「山歩きがベースですが、トレイルランニングの装備で身軽にして、走りたいタイミングだけ走る“なんちゃってトレラン”を夏などによくやっています。少し長めのルートを歩きたいときにこのスタイルをとることが多いです。」とジュンさん。
「ジュンに山を走ろうと最初に言われたときは、えっ…て、正直不安に思ったんですけど、いざ山のなかを走ってみたら楽しくて。」とユウさん。


ポイントは「気持ちよさそうなところは走る」ことだとか。
実際におふたりの“なんちゃってトレラン”に同行すると、人のいない、見通しがいい道や平らな道、広めの道になると突然「走りたい!」といって走り出す。そのほかは、おしゃべりをしたり、景色を楽しみながら歩くといったスタイル。

山頂でなめこ汁を食べたり、途中でソフトクリームを味わったり、気の向くままに自然体で山を楽しんでいる山歩きJPを見ていると「山はもっと自由に楽しんでいい」ということに気付かされます。

とはいえ、ジュンさんはトレイルランニングの大会に何度も出場していて「初めてのレースは仕事がきっかけで、走ることが好きではないので義務感がありました。でも出ているうちに、距離を伸ばしてみたいとか、タイムを縮めたいとか思うようになってきて(笑)。
この前出た37kmのレースはしんどすぎたんですが、もっと順位上げられたなーと反省があって、また別のレースを申し込んでしまいました」とストイックな一面も。

「大会には過去2回出場しました。だいたい酔っている時にジュンに誘われて勢いでエントリーして、翌日に後悔します。次は12月に『武田の杜トレイルランニングレース』に出ることになってしまいました…。」とユウさん。
大会に出ることもあるが、基本は親友ふたりで休みの日に山歩きを楽しむ、ふたりの絶妙なバランスも魅力的。「基本は歩き、気持ちよさそうなところは走る」という山歩きJPの自由な“なんちゃってトレラン”は、「トレランは大変そう」と敬遠している人にこそおすすめのスタイルです。
“なんちゃってトレラン”
おすすめスポット
高尾山〜陣馬山

山歩きJP的・おすすめポイント
- 東京などからアクセスが良い!
- 高尾山口駅隣に温泉がある!
- 高尾山口駅付近にランニングベースがあり、荷物を預けたりシャワーを使える!
- 高尾駅付近にサウナ、ビールが飲めるところがある!
- 登山ルート上に茶屋がたくさんあり、おいしく楽しめる!
- 疲れ具合によってケーブルカーやゴンドラを使って下りることができる!
山歩きJPのYouTubeをチェック!
ハイカーやトレイルランナーにおすすめのスポット
Mt.TAKAO BASE CAMP

京王線高尾山口駅から徒歩3分にある「Mt. TAKAO BASE CAMP(高尾ベース)」は、登山者やトレイルランナーたちが集まるゲストハウス・カフェ&バー。
1階のカフェ&バーとシャワールームは宿泊者以外も利用でき、登山出発の前にロッカーへ荷物を預けたり、下山後にシャワーを浴びたりできて便利。フードやドリンクも、地元高尾のテングコーヒーや八王子のご当地バーガー”高尾山バーガー”、ボリュームある”骨付き鶏もも肉のBASE CAMPカレー”など充実。シューズやバックパックなどのレンタルもあり、山好きのスタッフにアドバイスをもらいながらギアを手軽に試せるのもありがたい。


◾️店舗情報
Mt. TAKAO BASE CAMP(高尾ベース)
住所:東京都八王子市高尾町1799-3
電話: 0426-73-7707
公式WEBSITE:https://takaobc.com/
“なんちゃってトレラン”
コーディネート&持ち物

ジュンさんのコーディネート

・キャップ:ciele
・トップス:SALOMON / SENSE AERO HYBRID
・ボトムス:nonsense. / fishing club easy nylon Shorts
友人が手がけるブランド。デザインや世界観がすごく好きで、毎シーズン購入しています。今回はユウと色違いで購入し、お揃いのコーディネートにしました。
・ソックス:ROTOTO / オールラウンダー 2ストライプ メリノクルー
・バッグ:SALOMON / ADV SKIN CROSS SEASON
耐水性があり、ロールトップで荷物に合わせて調整がしやすい。容量も大きめなので、なんちゃってトレランにもぴったり!
・フラスク:SALOMON / SOFT FLASK
すぐ水分補給ができるので便利。地味だが水が減って走った時にチャプチャプ音が鳴らないのがポイント。
・ファーストエイド
エマージェンシーシートやポイズンリムーバー、テーピング、常備薬など一通り入れています。
・財布:EYL / One Shot
ミニマムで嵩張らないため、山に入る時はいつも携帯しています。
・手ぬぐい
汗拭きや日除けに。暑い時は濡らして首に巻くと熱中症予防になります。
・ヘッドライト、レインウェア
万が一を考え常に携帯。
ユウさんのコーディネート

・キャップ:HALO COMMODITY / Map Cap
・トップス:BRING / DRYCOTTONY マルチボーダーTシャツ
・ボトムス:nonsense. / fishing club easy nylon Shorts
・ソックス:高山植物図鑑 / col.burgundy
・バッグ:SALOMON / ACTIVE SKIN 12
・ファーストエイド
常備薬などたまに入れ替えています。
・サングラス:OWLMILS / BLUE LABEL vor
走っていてもずり落ちてこないのでお気に入りです。登山の時も愛用。
・レインウェア:MILLET / ティフォンストレッチジャケット
防寒着としても着回します。
・ウィンドブレーカー:JINDAIJI MOUNTAIN WORKS / Calgary Wind Jacket 25SS
薄手で軽く、ゆったりシルエットなので中にも着込める。街でも常に持っています。
・ヘッドライト
電池もセットで常に携帯しています。
“なんちゃってトレラン”もドライモールドブラで快適!

吸水速乾性で、1日中、感動の快適さ
山登りやトレイルランニングは、汗を大量にかくので、インナー選びはとても重要。
「水分を吸って重くなったブラは、不快感だけでなく、汗冷えにつながってしまいます。ドライモールドブラは吸水速乾性が優れているので、サラっとした着け心地でムレなども気になりません。1日通して快適さをキープしてくれるので、安心して山を楽しむことができました。」とジュンさん。
美シルエットでホールド感も◎
山用のインナーは色々と試してきたというジュンさんは、「山用のブラは、パッド付のインナーでカップがなかったり、カップがずれてきてしまったりと、とくに“走る”という視点で使いやすいものがなかなかありませんでした。ドライモールドブラは、山で使う機能性に加えて、カップでバストの形もきれいに見せてくれ、ホールド感もありトレランのときも安心です。」とドライモールドブラを、登山やトレラン時に愛用中。
カラバリが豊富でコーデの幅が広がる

ドライモールドブラは、ベーシックなブラックや肌に馴染むナチュラルベージュ、クールなライトグレーや爽やかなペールブルーの4色展開。「汗をかくとブラが透けてしまうのが気になって、濃い色のシャツでしのいでいることがほとんどでした。ドライモールドブラはカラバリも豊富なので、明るい色のシャツも着られるのがうれしい。コーディネートの幅が増えそうです」とユウさん。
日常使いもできる!
美シルエットやカラバリの豊富さに加え、ドライモールドブラは、「締め付け感がなく着け心地も良いので、日ごろから愛用をしています」とユウさんは普段使いもしているそう。
軽い&小さくたためてかさばらない

「かさばらないのでテント泊や、山行後にそのままお風呂に行くときなどはとくに便利です。仕事で出張に行くときなどにも持って行っています。」ユウさんはと携帯しやすさを評価。ドライモールドブラはわずか約42g(※Mサイズ)。くるくる丸めてコンパクトにしても形が崩れないのも特徴です。
登山やトレイルランニングから日常使いまで、幅広く活躍する、山登りJPのおふたりもお気に入りの山ブラ「ドライモールドブラ」をチェック!